石川県の輪島商工会議所(里谷光弘会頭)は12日から20日まで、東京商工会議所ビルで「『元気です 輪島』能登輪島物産展」を開催している。能登半島地震による風評被害を払拭し、元気な輪島をPRするのが狙い。輪島塗や海産物の展示、販売のほか、観光PRも行う。
12日にはオープニングセレモニーを開いた。テープカットを前にあいさつした里谷会頭は「インフラなども元通りになった。輪島の人はみんな元気だ。心配していただいたみなさんには感謝申し上げたい」と述べた。
続いてあいさつした輪島温泉旅館協同組合おかみの会の米山正子代表(輪島温泉郷米久女将)=写真=は「おかげさまでゴールデンウイーク中(の宿泊客)は地震前の70%まで回復してきたが、5日以降の予約はゼロに近い。能登は元気です。1人でも多くの方に、来てほしい」と訴えていた。
物産展では海産物や地酒の販売のほか、観光PRビデオの放映なども行う。